カードゲームがテーマになった代表的な映画作品

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映画『となりのトトロ』は、1988年に製作された宮崎駿監督によるアニメ映画ですね。ちなみに、制作はギビー・スタジオです。トトロは同スタジオのトレードマークになるほどの人気を博しました。戦後の日本を舞台に、森の精霊トトロに出会った2人の少女。トトロは彼女たちの日常に大きな変化をもたらし、母が病気で不在であることを一時的に忘れることができる、というストーリーです。

宮崎監督によると、トトロのストーリーは、監督自身の幼少時代の出来事、正確にいうと、監督の母が入院していた時の出来事がベースになっていると述べています。トトロは1980年代後半、日本のアニメ映画が海外でほとんど配給されていなかった時代に、突如アメリカの映画市場に参上したため、かなり反響が大きく高評価され、商業的にも大成功を収めました。

雑誌『アニメージュ』では、同年のアニメベスト20でトトロが1位を獲得し、主人公のサツキは”一番好きな女性アニメキャラクター”に選ばれ、主題歌も同年のベストアニメソング第2位に選ばれました。

映画『もののけ姫』もまた、宮崎駿の脚本・監督、スタジオジブリの制作、徳間書店、日本テレビ、電通、東宝の配給による長編アニメーション映画です。デザイナー構想に6年、制作に3年を費やしたというこの作品は、興行収入193億円の大ヒットを記録し、当時の映画界における興行収入最高記録を打ち立て、宮崎監督の代表作の一つとなりました。

室町時代末期を舞台に、超自然的な森の番人と、その資源を消費する人間との争いを、外部の人間であるアシタカの視点から描いた時代劇であり、大河ドラマともいえます。「もののけ」というのは、キャラクターの名前ではなく、精霊や怪物という意味です。

映画『天空の城ラピュタ』は、宮崎駿の脚本・監督、徳間書店の制作により、1986年8月2日に公開されたスタジオジブリ第1作目の映画作品。劇場公開時は、『名探偵シャーロック・ホームズ』の総集編『青いカーバンクルの冒険』と『海底の財宝』の2本と同時上映されました。1986年にアニメージュ・アニメグランプリを受賞し、ねとらぼが2020年に実施した「宮崎駿監督の好きな作品ランキング」でも第1位に輝くなど、公開から30年以上経った現在でも、一番人気の高いジブリ作品です。

映画『紅の豚』は、スタジオジブリのプロデューサーである宮崎監督が、日本航空や徳間書店と提携して脚本・監督を手がけた冒険アニメーション映画です。1992年7月18日公開。本作品以降、東宝が宮崎監督の全作品を配給しています。もともとは、JALの機内エンターテイメントの短編映画になる予定であったそう。

あらすじは、第一次世界大戦で活躍したイタリア人の元エース・コンバット(飛行機のり)が、アドリア海で「空賊」を追う賞金稼ぎとして自由気ままに暮らしていましたが、不思議な呪いによって擬人化された豚となり、イタリア語で「紅の豚」を意味する「ポルコ・ロッソ」の名で世間に知られるようになるというストーリー。